ブタケツが新規金型でプラモ発売だ
・ハセガワが2代目ローレルHT 2000SGX後期型(1973)を完全新金型でプラモデル化。
・全日本模型ホビーショー2025(10月17〜19日)で初公開。
・ホワイト成型、メッキパーツ使用、車高選択可、窓シール付き。
・通称「ブタケツ」、昭和のデザイン美を現代に伝える一作。
「ブタケツ」とは何か?──昭和の国産車が放つ、丸みの美学
クルマ好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれない「ブタケツ」という言葉。
これは、1970年代の日産ローレル(特に2代目・C130系)の愛称なんだ。名前だけ聞くとちょっと笑っちゃうけど、この“ブタケツ”、実はめちゃくちゃ愛されてる名車なんだよ。
今日はその「ブタケツ・ローレル」について、少し語ってみようと思う。
「ブタケツ」と呼ばれる理由
まずはそのユニークな名前の由来から。
「ブタケツ」とは、文字通り“豚のお尻”のような丸みのあるリアビューからきている。
2代目ローレル(1972〜1977年)は、先代よりもボリューム感のあるデザインになっていて、特にリアフェンダーからテールランプにかけてのラインが特徴的。
そこが、どこか丸っこくて愛嬌がある――それが“ブタケツ”と呼ばれるようになった理由なんだ。
今でこそスタイリッシュなスポーティセダンが多いけど、当時はこの丸みのあるシルエットが「上品で落ち着いた」って評価された。
なんとも時代を感じるよね。
高級感と走りを両立した「ハイオーナーカー」
2代目ローレルは、もともと「ハイオーナーカー」というコンセプトで登場している。
つまり、ちょっと余裕のある大人が乗るためのクルマ。
高級感を漂わせながらも走りはしっかりスカイライン譲り――このバランスがたまらなかった。
実際、プラットフォームは4代目スカイライン(通称ケンメリ)と共通。
走行性能も申し分なく乗り心地もよく、インテリアも当時としてはかなり洗練されていた。
要するに「走りも快適さも欲しい」というユーザー層にどストライクなモデルだったんだ。
今でも人気の“SGX”グレード
そんなローレルの中でも特に人気なのが、2ドアハードトップの最上位グレード“2000SGX”。
このグレードは内装の豪華さが段違い。木目調パネルや上質なシートデザインなど、当時の国産車ではかなり贅沢な作りだった。
外観も迫力があって、長いノーズに流れるようなルーフライン、そして例の“ブタケツ”リア。
見た瞬間に「おっ、これローレルだな」ってわかる存在感。
ハセガワがこのモデルを完全新金型で再現したのも納得。
ブタケツの魅力は「時代を映すデザイン」
この時代のクルマってどれも個性がハッキリしてる。
特にブタケツ・ローレルは「日本の高度経済成長期における“憧れの車”」を象徴してる存在なんだよね。
車体が大きくて、丸みがあってどこか余裕を感じさせる。
それでいて走りはスポーティ。
まさに“大人の男のステータスカー”。
当時の大人たちはローレルに憧れてたんだ。
現代に蘇るブタケツの価値
面白いのは、今になって再評価が進んでいること。
「ブタケツ」って名前もいいけど、昭和のデザイン美学を感じることができる。
レストアされた個体はクラシックカーイベントでも人気で、あの独特のリアビューを見ただけで、思わず足を止める人が多い。
ハセガワが今回発売するプラモのおかげで、当時を知らない世代でも「このデザイン、かっこいい!」と感じる人が増えるかもしれない。
まとめ:ブタケツは“懐かしい”じゃなく“永遠にかっこいい”
「ブタケツ・ローレル」というと、どうしても“昔の車”というイメージが先行しがちだけど、
そのデザインや存在感は、今見ても全く古臭くない。むしろ味がある。
どこか優雅で、ちょっとヤンチャな雰囲気もある。
そういう“余裕のある大人の車”って、今の時代にはなかなかないんだよね。
もし模型店でハセガワの「ローレル HT 2000SGX」を見かけたら、ぜひ手に取ってみてほしい。
当時の空気やデザイン哲学をプラモデルながらも感じられるはずだ。
魔理沙:
霊夢! ハセガワの新金型のブタケツ見たか!? もう気合い入りすぎて、実車よりリアルなんだぜ!
霊夢:
え、実車よりリアルってどういうことよ。プラモの方が完成度高いの?
魔理沙:
あぁ! もはやプラモが本体で、実車がオマケだな!
霊夢:
そんなわけあるか! でも最近のハセガワ、懐かしい名車ばっかり出してくるわね。昭和カー祭りよ。
魔理沙:
マジでな! 日産もブタケツローレル再販してくれたら最高だぜ!
霊夢:
再販されたら、全国のおじさんたちがディーラーに突撃して、
「現金一括で!」って言って、奥さんに一括で怒られるパターンね。
魔理沙:
うわぁ…それ、ハンドルより家庭の舵取りが難しいやつだな。